関西経済同友会は2日、大阪湾の人工島・夢洲でカジノを含む統合型リゾート(IR)構想が実現した場合の経済効果は、
開業前までに累計1兆4711億円に上るとの試算を発表した。
地域活性化の起爆剤になる巨大事業として、2020年の開業を目標に大阪府市に誘致を働き掛ける。

海外で実績のあるIR運営企業から聞き取りした結果などを参考に試算した。
関西同友会は「国際観光の目玉にしたい。夢洲から関西圏を周遊してもらえばさらに恩恵が広がる」と説明した。
ギャンブル依存症など負の側面への対策を含む提言を今後取りまとめる。

IR運営事業者の年間収入が5545億円になるとの前提で試算。
投資規模はカジノや国際会議場などIR関連で6759億円、鉄道などインフラ基盤で1千億円とした。
雇用創出効果は建設業を中心に9万3114人と見込んだ。

一方、開業後の経済効果は、年間7596億円、雇用創出はサービス業などに広がり9万7672人と試算している。

以下ソース:産経ニュース 2016.3.2 19:01
http://www.sankei.com/politics/news/160302/plt1603020037-n1.html