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揺るぎの無い事実をどうぞ

天照大御神と高木神(高御産巣日神)は、天照大御神の子である正勝吾勝勝速日天忍穂耳命に、「葦原中国平定が終わったので、以前に委任した通りに、天降って葦原中国を治めなさい」(「今平訖葦原中國矣 故汝當依命下降而統之」『古事記』)と言った。

日本書紀』の第九段本文では、天照大神の子(みこ)正哉吾勝勝速日天忍穗耳尊(まさかあかつかちはやひあめのおしほみみ)、高皇産霊尊(たかみむすひ)の女(むすめ)幡千千姫(たくはたちぢひめ)を娶りて天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎ)を生む、とある。

「新撰姓氏録」神別では、天照大神の子孫とみなされる神々、天穂日命、天道根命、天津彦根命、天火明命、火闌降命、天佐鬼利命の子孫を『天孫』と定義している。

皇統譜には、原本と副本とがあり、原本が宮内庁に、副本が法務省に、それぞれ保管されることが皇統譜令で定められている。
現行の皇室典範および皇統譜令には、「皇統譜」との文言しかない。
大統譜に歴代の天皇が、首部に天照皇大神に至る神代の系譜も、それぞれ記載される。