音という捉えどころの無いものに名前をつけたのが音楽理論だとも言える
人は名前がないものを概念として認識しづらい上に、他者に伝えるもの難しい

「急に雰囲気が変わる感じ」と言われても分からないけれど「セカンダリドミナント」という概念を知ってれば「セカンダリドミナントを用いた一時的な転調」と説明したり解釈することができる

よって作曲していて、曲の雰囲気を少し変えたいと思った時に、コード進行にセカンダリドミナントを使おうという発想がすぐにできる

だから、理論は武器にしかならない