iPhoneのカメラが勝手に起動するバグが発見される
2020年02月05日 16時00分更新
文● ESET/マルウェア情報局(キヤノンマーケティングジャパン)
本記事はキヤノンマーケティングジャパンが提供する「マルウェア情報局」に掲載された「バックグラウンドでiPhoneカメラが起動するバグをFacebook上で発見」を再編集したものです。
2019年11月初旬、数名のiPhoneユーザーがFacebookアプリを使用する際に原因不明のバグが生じることに気づいた。ジョシュア・マダックス(JoshuaMaddux)をはじめとした何名かがこの件についてTwitterに投稿したところ、この問題は拡散されるに至った、とCNETは伝えている。
横向きの全画面表示で動画を閲覧し、通常の画面表示に戻すことでこのバグが生じる。すると、アプリのUI(ユーザーインターフェイス)がわずかながら右側に移動していることがわかる。左側にできた若干のすき間からは、バックグラウンドでカメラが起動していることがはっきりと見て取れる。
別のユーザーが同じ操作をしたところ、同様にカメラが起動した。カメラはプレビューモードのままのため、一見すると何も撮影していないようにも見える。このバグが発生しているのは、iOS 13を利用するユーザーに限定されているようで、Androidユーザーからは報告が上がっていない。
フェイスブック社のバイスプレジデントであるガイ・ローゼン(Guy Rosen)はこのバグを認め、問題を調査中であるということをすでに伝えている。さらに、同氏は別のツイートに対しても「このバグが原因で写真や動画がアップロードされた形跡はない。また、App Storeに修正版を提出済み」と説明している。
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https://ascii.jp/elem/000/004/001/4001776/