米マサチューセッツ州セーレムに拠点を置く団体「悪魔寺院」がこのほど、米当局によって初めて公式に教会として認定され、今後の課税を免除された。同団体がウェブサイトで明らかにした。

宗教団体としての法的地位により、宗教的特徴に基づく差別を受けた場合に法廷で権利を主張することが可能になる。新たに認定された宗教の中心地となった寺院があるセーレムは、1692年の魔女狩りで有名。

同団体の教義は世俗的ヒューマニズムの考えに基づいて構築されており、この教義の信奉者にとって、悪魔は超自然的な生き物ではなく、文芸的イメージであるとともに、圧政と社会規範に対する敵としての「永遠の反乱者」の象徴であるとされる。

昨年、「悪魔寺院」は、ドラマでネットフリックスとワーナー・ブラザース・テレビジョンが同団体を殺人とカニバリズムと連想させ、評判を貶めていると主張した。

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