【ロサンゼルス共同】米南部テキサス州にあるカトリック教会の団体は1月31日、州内の聖職者ら286人が子供への性的虐待に関与していた疑いがあるとの報告を公表した。1940年代の事案もあり、疑いのある聖職者の半数以上は既に死去しているという。AP通信などが報じた。

 カトリック教会の聖職者による性的虐待を巡っては、東部ペンシルベニア州で昨年8月、300人以上の関与を指摘する報告書が発表されたのを機に、米国各地で調査の動きが拡大。中西部イリノイ州では昨年12月、685人超が関与した疑いがあると発表された。

共同通信
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