ダス・エルステ(ドイツ第一テレビジョン)は2日、「漢字タトゥーは、ドイツのすべてのタトゥー彫り師にとって憧れの的となっている。だが、彼らのほとんどが、漢字を理解できないことから、笑いの種になることも少なくない。
このような状況を踏まえ、ドイツ政府はこのほど新政策を定め、今後の漢字タトゥー彫り師に対して、中国語を3年以上学ぶことを求めることとした」と報じた。環球時報が伝えた。

現在、ドイツでタトゥー彫り師になるためのハードルは、それほど高いものではない。医学的知識の有無をチェックするテストがある訳ではなく、中国語などの外国語資格証明も不要だ。
だが、タトゥーに対する需要が高まるにつれて、問題も増えてきている。ドイツ政府は、タトゥー彫り師に対する資格認定制度を導入することを決定。それにより、中国語が、この認定制度の試験科目の一つとなる。
このほか、ドイツの大学は、タトゥー学士やタトゥー修士などの学位を設けることとし、学位取得のために中国語の単位取得は必須となる。

中国語レベルは、ドイツのタトゥー彫り師にとって最大の難関とみられる。ドイツの漢字タトゥーには、「希望、愛、強健」などの肯定的な意味を持つ言葉がある一方で、「叫我柔軟(私を柔軟と呼んで)」など、
人を困惑させるような表現も少なくない。タトゥー彫り師の多くはグーグル翻訳などを使って、彫る漢字を決めている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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