2018年8月2日 12時02分
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ゴーグルをつけて鹿児島市街地の風景を楽しむ関係者


 鹿児島市内の観光地を巡る屋根のない2階建てバス「かごんま そら バス」が2日、運行を始める。桜島の噴火で灰が降る際、乗客にゴーグルとマスクを貸し出すのが特徴だ。

 同市の「九州みやび観光」が運行。西南戦争の激戦地・城山や西郷隆盛銅像前などを回る市街地コースと、市街地から桜島に向かうコースを1日計5便走らせる。1日に関係者向けの試乗会を行い、
約40人が同市の繁華街・天文館の風景などを楽しんだ。降灰はなかったが、ゴーグルをつける人もいた。本村雅樹社長(42)は「県外客には降灰も珍しい経験として楽しんでもらえるはず」と話している。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20180802-OYT1T50060.html