2018年05月31日 16:21 相撲
 日本相撲協会は31日、立行司の第40代式守伊之助(本名野内五雄、58=宮城野部屋)がこの日付で退職したと発表した。
現在は木村庄之助も不在のため、名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付では、94年初場所以来、24年ぶりに立行司が消えることになる。

 伊之助は昨年12月の冬巡業中、泥酔して10代の若手行司にセクハラ行為をしたとして、今年初場所から夏場所までの3場所出場停止処分を受けていた。
伊之助は既に辞職願を提出していたが、相撲協会は出場停止が明けた後に受理するとしていた。

 初場所からは、三役格の式守勘太夫が結びの取組で行司を務めていた。行司の階級変更などは9月の秋場所後に行われる予定。
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