埼玉県加須市にある寝具メーカーの倉庫が全焼した火事で、逮捕されたアルバイトの男は「ストレス発散のために火を付けた」と話しています。

 砂賀悟容疑者(21)は8日午後9時ごろ、アルバイト先の「西川産業」の倉庫に侵入し、段ボールや布団などに火を付けた疑いが持たれています。

 警察によりますと、8日までの数日間、無断欠勤していた砂賀容疑者が火災現場にいたため警察官が事情を聴いていたということです。取り調べに対し、砂賀容疑者は「仕事や生活でストレスがたまっていて、発散するために火を付けた。あれほどの火事になってしまうとは思わなかった」などと容疑を認めているということです。2万平方メートルほどの倉庫は全焼し、10日午前4時ごろに消し止められました。約30時間にわたって消火活動が続いていました。

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