宇喜多直家(1529〜81年)の命日(14日)を前に、宇喜多家の菩提(ぼだい)寺・光珍寺(岡山市北区磨屋町)で11日、法要が営まれた。
命日がバレンタインデーに当たることから、参列した女性たちが霊前にチョコレートを供えた。

 祭壇には直家と息子・秀家(1572〜1655年)の肖像画が置かれ、石渡隆純住職が読経する中、
歴史ファンや檀家(だんか)ら約50人が焼香した。女性は持参したチョコを供えた。

 秀家の終焉(しゅうえん)の地・八丈島(東京都)からの郵送分を含め、供え物はチョコやケーキなど約60個に上った。
東京都狛江市から訪れた女性(28)は「天国から見守ってほしいとの思いを込めた。2人とも多くの人に慕われ、喜んでいるはず」と話した。

 岡山市中区の作曲家、ピアニストの山地真美さん(31)によるピアノ演奏もあり、宇喜多家をイメージした曲が披露された。

 光珍寺によると、直家や「イケメン武将」といわれる秀家へのバレンタインの供え物は2009年ごろから届くようになった。

(2018年02月11日 21時45分 更新)
山陽新聞デジタル
http://www.sanyonews.jp/article/667751


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