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一面雪に覆われた余呉湖の湖面を眺めながらワカサギを釣る人たち(31日午前9時40分、長浜市余呉町下余呉)


 滋賀県長浜市余呉町の余呉湖で31日早朝、降り積もった雪で周囲約6キロの湖面が一面に覆われる珍しい光景が見られた。

 余呉湖漁協(同町川並)によると、降った雪が寒さで完全に解けきらないためといい、毎季1、2回程度しか現れないという。

 同湖は、静かな湖面に周囲の山々が映ることから「鏡湖」とも呼ばれるが、この日は陽光を受けて一面が白く輝いた。気温が上がった昼頃にはほぼ消えた。

 湖畔では名物のワカサギ釣りを楽しむ人たちの姿も。大津市から訪れた会社員平井聡さん(56)は「風情ある雪景色が見られて感激した」と喜んでいた。

【 2018年02月01日 07時20分 】

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