野党、首相の施政方針に反発
「都合の良い数字でごまかし」
2018/1/22 19:56
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 野党各党は22日、安倍晋三首相の施政方針演説について「都合の良い数字や事実を並べ立て、巧みな言葉でごまかした」(玉木雄一郎希望の党代表)などと批判した。首相が憲法改正に向け、各党に具体案の提示を要請したことにも反発を強めた。

 立憲民主党の枝野幸男代表は、首相が憲法を「国のかたち、理想の姿を語る」と位置付けたことに反論。「一党独裁でない社会では、理想を語るのは各党の綱領だ。憲法観が違うので議論できない」と、国会内で記者団に強調した。

 民進党の岡田克也常任顧問は、森友、加計学園問題を念頭に「説明責任を果たして、国民の信頼を取り戻す姿勢がなかった」と指摘した。
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