2018/1/11 5:39
 【ラスベガス=兼松雄一郎】イレーン・チャオ米運輸長官は10日、世界最大の家電見本市「CES」に登壇し、自動運転などで積極的な規制緩和を進めていく方針を打ち出した。
自らを「親イノベーション」と位置づけ、業界と良好な関係を作る方針を強調した。技術革新の障害になっている規制について一般からも意見を募集する仕組みを始めたことも明らかにした。会場からは大きな拍手が起きた。

 「地域ごとの異なる需要を尊重し、各州の運輸当局と連携していく」と説明。地域ごとの規制も残す形で自動運転を中心とする新たな技術の実用化に向けたルール作りを進めるとした。

 チャオ長官は技術革新の重要性を強調する一方、米国民の7割は自動運転に不安を持っている点にも触れ、技術普及の大きな障害になりうると指摘した。
自動化によって生まれる失業者を新たな職種に転換させるための支援の必要性を指摘した。

     ===== 後略 =====
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 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25540130R10C18A1000000/