日本政府は4日、韓国の文在寅ムンジェイン大統領が日韓合意を巡って元慰安婦の女性らに謝罪したことについて、外交ルートを通じて「韓国政府が既に実施に移されている合意を変更しようとするのであれば、日韓関係がマネージ(管理)不能となる」と抗議した。

 これに関連し、菅官房長官は4日のBSフジの番組で「日韓合意を1ミリたりとも動かさないというのが日本政府の姿勢だ」と述べ、韓国政府が合意を着実に履行すべきだとの考えを強調した。文氏が追加措置の要求を示唆していることについては、「(要求には)のらない」とも語った。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180104-OYT1T50055.html