4日午後3時15分ごろ、京都市下京区の西本願寺で、国の重要文化財「総門」に落書きされているのを、出勤してきた男性警備員が見つけた。門の南側袖塀の木製部分が先のとがったもので引っかかれたとみられ、下京署が文化財保護法違反の疑いで調べている。

 下京署によると、3日午後4時半ごろの巡回の際には異常がなかったという。落書きは文字ではなく、直線や円のような形状。地面から高さ50センチほどの高さに4カ所確認でき、縦横30センチほどの大きさのものもある。

 総門は、国宝の御影堂などがある境内から堀川通を挟んだ向かい側にあり、24時間誰でも近づける。

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