インターネット通販の市場が急速に広がる中国で、大手通販会社は、商品のこん包に、回収して何度でも再利用できる箱を導入し、年々増え続けるネット通販に伴うゴミを削減する切り札として、利用が広がるか注目されています。
中国では、1が4つ並ぶ11月11日が、ネット通販各社が大規模な値引きセールを全国で一斉に行う日として定着しています。ことしは、11日から6日間だけで、およそ15億個の荷物の発送が予想されていて、こん包に使う箱などのゴミが大量に出ることが問題になっています。
こうした状況を受けて、ネット通販を手がける小売り大手の企業は、上海の物流拠点などで商品のこん包に、回収して再利用する箱の導入を始めました。
導入されたのは、およそ30センチ四方のプラスチック製の箱で、1個当たりの価格は、日本円で400円余りと、段ボール箱の25倍ですが、1000回繰り返し使うことで、こん包1回当たりの単価を下げることができるとしています。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171109/k10011217641000.html