神戸牛と偽って提供していた店
動画を見る

JA全農が直営するレストランで、「神戸牛」を注文した客にランクの低い「但馬牛」を提供していたことがわかりました。

JA全農兵庫によると、神戸市にあるレストラン「神戸プレジール」では、一部の客に対し、「神戸牛フィレ肉」と称して、ランクの劣る「但馬牛フィレ肉」を提供していました。

店の売上データなどを調べたところ神戸牛フィレ肉の仕入れ量と販売量に違いがあることがわかり料理長が事実を認めたということです。

「神戸牛」は兵庫県産の但馬牛の中でも品質が良く規格を満たした肉だけに認定されるブランド牛で店では但馬牛より3000円ほど高値で提供されていました。

料理長は「神戸牛のフィレ肉は希少部位で恒常的に不足していた」と話しているということです。

JA全農は名簿などで確認できる客には代金を返還するとしています。
2017年 10月 24日 2時 18分 更新
https://www.ktv.jp/news/index.html#0579624