インドに亡命中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(82)は12日までに、15〜20日に予定されていたアフリカのボツワナ訪問を疲労のため取りやめたと明らかにした。ダライ・ラマ法王庁が発表した。

 医師が当面、長旅を避けるように助言したという。亡命先のインド北部ダラムサラで静養するとみられる。

 ダライ・ラマは2015年にも、医師から休息を求められたため、同年10月に予定されていた米国訪問を中止した。(共同)

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ダライ・ラマ14世(共同)