オーストラリアとニュージーランド両政府は20日声明を出し、日本が太平洋沿岸で調査捕鯨を開始したのを受け、国際捕鯨委員会(IWC)で1982年に決まった商業捕鯨モラトリアム(一時停止)に違反すると批判した。

 フライデンバーグ豪環境相は「深く失望した。捕鯨中止に追い込むため、圧力を強めていく」と強調。ニュージーランドのブラウンリー外相は「日本は調査捕鯨の名で行うクジラ捕殺の必要性を立証できていない」と非難した。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072001055