酒飲んで部下に暴行容疑 福島県警の巡査部長を書類送検
「あんかけ事件」と同じ部署

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180126/k10011304481000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001

福島県警察本部の災害対策課の巡査部長が去年、酒を飲んだ際に
複数の部下に殴る蹴るなどの暴行を加えたとして、26日に書類送検されました。
同じ部署では去年、部下の頭に料理をかけるパワハラの問題も明らかになっていますが、
巡査部長の暴行は問題のあとも続けられていたということです。
書類送検されたのは、福島県警察本部の災害対策課の29歳の巡査部長です。

警察によりますと、この巡査部長は去年10月までのおよそ半年間、出張先の宿泊施設で酒を飲んだ際に、
延べ10人の部下に対して、殴ったり蹴ったりしたとして暴行の疑いが持たれています。
巡査部長は容疑を認めていて、警察は26日、停職3か月の懲戒処分にしました。

また、警察は26日、災害対策課の警部補が去年、昇任試験で不合格になった部下に詩を書かせたり、
ロープで縛った部下の写真を職場に貼ったりするなどのパワハラを行ったとして、減給の懲戒処分にしました。

この部署では去年6月、別の警部補が部下の頭に冷めたあんかけ料理をかけるパワハラの問題も明らかになっていて、
26日に処分された2人の行為はこの問題の発覚のあとも続けられていました。