寺の跡継ぎ選びに不満を募らせて親族を脅したとして、京都府警東山署は3日、脅迫の疑いで、京都市東山区林下町、
知恩院塔頭(たっちゅう)先求院の僧侶(51)を逮捕した。逮捕容疑は9月23日午後2時ごろ、先求院の庫裏や掲示板に
「死殺殺殺」「みなごろし」などと書いたA4判の紙6枚を貼り付けるなどし、親族の男性(71)を脅した疑い。

 東山署によると、逮捕された僧侶は、8月に亡くなった先求院前住職の長男。
前住職が遺言書で男性を跡継ぎに指名したことから、双方間でトラブルになっていた。
僧侶は「遺言書の内容に不満があった」と容疑を認めているという。

京都新聞 2018年10月03日 17時24分
https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20181003000120