2017年5月22日 11:59
http://www.news24.jp/sp/articles/2017/05/22/04362139.html
 受動喫煙対策について話し合った自民党の会合で大西英男衆議院議員が、がん患者について「働かなければいい」と発言し患者団体などが反発している。

 出席者によると、三原じゅん子参議院議員が飲食店での受動喫煙対策の徹底を求めて、「働きながら治療するがん患者は店を選べない」と訴えた際に大西議員が「働かなければいい」と発言したという。
大西議員はホームページで「指摘されたような趣旨の発言ではない」「誤解を招き不徳の致すところだ」などと説明している。

 しかし、がん患者の団体は「患者の尊厳を否定しかねない」などと反発している。

 また、民進党の野田幹事長は「議員の資格なしというより人間失格だ」と厳しく批判した。