暴力団組長の病状を巡る虚偽診断事件で、京都地検は１８日、京都市の民間大手「康生会・武田病院」
の医師で韓国籍の全栄和（チョンヨンファ）容疑者（６２）を虚偽診断書作成・同行使罪で起訴した。
地検は認否を明らかにしていないが、捜査関係者によると否認しているという。

　起訴状などでは、全容疑者は同病院不整脈治療センター所長だった昨年１〜２月、実刑判決が確定した
指定暴力団山口組直系団体「淡海（おうみ）一家」総長・高山義友希（よしゆき）受刑者（６０）の刑務
所への収容を免れるため「心室性不整脈が約７０００〜１万回は出ている」「重篤化が安易に予測できる」
などとする虚偽の内容の報告書を作成し、大阪高検に提出したとされる。

http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20170419-OYO1T50003.html