バイラクタル容疑者、昨年3回香港、韓国経由で来日していた
http://www.sankei.com/smp/west/news/180301/wst1803010008-s1.html

死体遺棄と死体損壊の疑いで再逮捕された米国籍のバイラクタル・エフゲニー・バシリエビチ容疑者(26)が
昨年中に少なくとも3回来日し、香港などアジアから日本に入国していたことが1日、分かった。
今回は韓国・釜山から入っていた。

 兵庫県警は、頻繁に日本を訪れる目的や交友関係を捜査。
遺体で見つかった同県三田市の会社員(27)と知り合った時期などを確認し、死亡に至った経緯やトラブルの有無を調べている。

 捜査関係者によると、同容疑者は今年1月31日に関西空港に到着し、2月12日ごろから、
女性の監禁場所とされる大阪市東成区のマンションにある民泊用の部屋に滞在。
2人は出会いが目的の「マッチングアプリ」で知り合い、16日未明、一緒にマンションを訪れていた。

 同容疑者は18日に退去し、女性が出た姿は確認されなかった。県警は、18日までに死亡した可能性があるとみている。
また、このマンションには、同容疑者が他に4、5人の女性を連れ込んでいた。

 同容疑者は22日に逮捕されるまで、頭部が見つかった大阪市西成区の民泊施設などを確保。
東成区のマンションや西成区の施設から遠距離で、普段は外国人が訪れない大阪府島本町や京都市山科区の山中に遺体を放置しており、
県警は過去の来日時の行動を洗い出し、土地勘の有無も調べる。