サンデー毎日 2012年9月9日号
ttp://mainichi.jp/feature/news/20120828org00m100003000c.html

外務省筋から漏れてきた「竹島・尖閣」で“民主党潰し”を謀る米国の影

韓国と中国を巧みに操る米国
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 かねて続いてきた竹島と尖閣を巡る対立が、このタイミングで激化したのはなぜか。外務省関係者は、
同盟関係にある米国が“黒幕”だという情報を本誌に漏らした。その詳細はこうだ。
「米国政府は、米軍の再編や沖縄問題を混乱させ続ける民主党政権に辟易し、ウラから手を回して
潰そうと謀っています。次の総選挙では再び政権交代が起き、自民党中心の連立政権が誕生すると
みている。野田内閣を揺さぶり、早期解散に導くために韓国と中国を巧みに操っているのです」
 まずは韓国。やはり李大統領の不祥事が米国に利用されているという。
「実兄が収賄容疑で逮捕され、側近もあっせん収賄容疑で次々と検挙された。李大統領も関与が疑われ
ていますが、その全容を米国側は数年前から握っていました。米国が韓国の捜査当局に情報を流して
おり、立件をコントロールできる立場。さらに米国は李大統領側近に、土壇場の亡命先を提供する意向を
伝えたといいます。バーターに、竹島を訪問するよう水面下で圧力をかけたとの情報があるのです」
(外務省関係者)
 中国との取引は、より大国間の緊張が感じられる。
「香港の活動家による尖閣上陸は、中国政府が依頼、または了承した可能性が濃厚です。尖閣5島の
うち、大正島と久場島は米軍の射爆撃場です。78年以降使われていないとはいえ、米軍の領域に近づく
以上は中国が通告して調整する。結果、米国は魚釣島に限定して上陸を認めています。日本の実効支配
を露骨に無視しているのです」(同)
     ・・・(略)・・・