福岡市の再開発のブログにはオーバーストアとかの
言葉は滅多に出てこないが、仙台の巨大開発には
いつも「オーバーストアの恐れ」とかの言葉が出て
くる。これって、衰退した田舎商店街なら分かるけど
卑しくも100万都市の開発で多用するのはいただけない。
最近も電力ビル跡地再開発でそんなキーワードで
オーバーストアを危惧する仙台小人のコメントらしきブログを目にした。
しかしオーバーストアを恐れるのは仙台小人だけで
あって一般市民にとっては、商業施設はおおいに
競争してもらったほうが便益は向上するし都市の
風格も上る。そういう点では仙台市の行政もメディアも仙台小人の顔色ばかり伺いすぎ。
地下街ができないという弊害がその最たるもの。
地下通路も地下街用の掘削スペースもあるんだから、あとは
地下街を作るのでやりたい人募集、とすればいい
だけなのに政治力を持った商店街利権の前に市長も
官僚も怯えきってその決断がもう何十年も先送りにされている。
もうそろそろこの商店街利権を切り崩して、どんどん
地下街を福岡市のように拡張すべきではないだろうか?
メディアもどうしてこの問題を取り上げないのか?

商店が増えても仙台は広域的な集客を頑張れば既存
商店街も生き残れる。そういう前向きな仙台小人が
現れることを切に望みたい。一番良いのは、商店街
自体が地下街の発展を推進することだと思う。