関西のデパート各社5月売り上げ 前年同月比で大幅増加
06月01日 18時15分

先月(5月)の関西のデパート各社の売り上げは、3年ぶりに営業制限のない状況で、大型連休などで外出意欲が高まった消費者を取り込む形となり、緊急事態宣言が出ていた前の年の同じ月と比べて大幅に増加しました。

このうち▼「阪急うめだ本店」は、ブランド品や宝飾品などの売れ行きと、母の日商戦が好調だったことに加え本格的な夏に向け、帽子やサングラスなどの販売が増えたことから、「阪急メンズ大阪」との合計で前の年の同じ月と比べて、売り上げはおよそ6倍に増加しました。
また、▼「阪神梅田本店」は、大型連休の帰省などで食料品の手土産の売り上げが好調だったことなどから、およそ5倍に増えました。
このほか、▼ブランド品や宝飾品の売れ行きなどが好調だった、大丸梅田店はおよそ4倍、▼高額品に加え、母の日商戦が好調だった近鉄百貨店の「あべのハルカス近鉄本店」はおよそ3.4倍とそれぞれ増加しました。
また、▼高島屋大阪店は弁当や洋菓子などの手土産の売り上げに加え、ブランド品などの販売が好調で、およそ3.4倍の増加となりました。
各社とも、3年ぶりに営業制限のない状況で、大型連休などで外出意欲が高まった消費者を取り込んで、前の年の同じ月と比べ売り上げを大幅に伸ばす形となりました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220601/2000061822.html