中国メーカーの産業用ロボットは日本依存
http://news.searchina.net/id/1704705?page=1
稼いだお金の多くが日本企業の手に

中国は産業用ロボットの生産において「基幹部品」の技術を掌握できておらず、
日本から調達しているのが現状だ。せっかく市場でシェアを拡大していても、
日本企業から重要な部品を調達しているということは、せっかく稼いだお金の多くが
日本企業の手に渡っていることを意味する。

中国が突破しなければならないロボットの基幹部品とは、減速機、サーボモータ、
コントローラの3つで、この3大基幹部品が生産コストの7割を占めている。
特に減速機は世界の4大メーカーが市場を掌握しており、そのうち2社は
日本メーカーなので、ロボットの製造はかなりの部分を日本に依存している。

中国も国産化に尽力してきたものの、突破しなければならない壁はぶ厚い。
減速機は中国国内で作れるようにはなったが、性能は日本製とかなりの差があるため、
競争できるような製品を作るにはまだまだ時間がかかる。