【Short Ver.】★☆・゜【Q コロナウイルス関連B】<「みなし陽性」全道で導入 学級閉鎖は「5日程度」に短縮>★☆・゜【北海道】
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/641568

道は3日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、感染者と同居する家族らに発熱などの症状が出た場合、
検査をせずに医師が感染したと診断できる仕組みを全道で導入することを決め、同日に運用を始めた。

検査をしなくても医師の判断で感染したと診断できる運用は、道内では自前の保健所を持つ札幌、旭川、小樽市が既に実施。
函館市は近く始める見通し。対策本部会議では、道立保健所管内でも3日に運用を始めることが報告された。
鈴木直道知事は「重症者をできる限り少なくするため、治療を必要とする人を確実に医療につなげられるよう
全力で取り組む」と述べた。

◆「みなし陽性」北海道も導入決定…陽性者の"同居家族"は症状が出たらPCR検査不要 医師の判断で患者に
https://www.fnn.jp/articles/-/309684

<みなし陽性とは?>
この対象になるのは感染者の同居家族等の濃厚接触者。
これまでは、同居家族などが濃厚接触者になった場合、医療機関を受診しその後PCR検査の結果で陽性か陰性か判明していた。
しかし、これからは症状があった場合、年齢や症状に応じて検査をせずに医師の判断で陽性と診断することができる。
みなし陽性者になった場合でも、その後の健康観察などは従来通りに対応される。

これまでは検査という科学的な裏付けがあって陽性者を判別していたものが、臨床症状で判断される。

◆「学級閉鎖は5日程度」に短縮…活動は"緊急事態並み"に制限 音楽や共同制作も工夫を 北海道教育委員会
https://news.yahoo.co.jp/articles/850d77035d8eaa409957303f7859c745cb7b1e39

北海道教育委員会は2月3日の感染症対策本部会議で、国のガイドラインの変更に伴い、
学校の学級閉鎖の期間を「5日程度」に短縮すること、7日から一部学校の活動を制限することを報告しました。

文科省がオミクロン株の最新の知見などを踏まえ、「5〜7日程度」としていた学級閉鎖の目安を「5日程度」に短縮したことに伴い、
北海道教育委員会も学校医などと相談した上で「臨時休業を開始してから5日後程度」と変更することを決め、対策本部会議で報告しました。

加えて7日からは、感染リスクの高い活動を制限することも報告されました。
まん延防止等重点措置では、学校での活動は修学旅行や宿泊学習は慎重に検討し、部活動は「感染対策の徹底」を
条件に認められていますが、通常の授業も含め一歩踏み込んで感染防止対策に取り組む方針です。

これは本来「レベル3」の「緊急事態宣言」が出された時の対応として準備していたものですが、
北海道教育委員会ではオミクロン株の感染力の強さを考慮し、先んじて対策に取り組むとしています。

<感染リスクが高い活動の例>
・児童生徒が長時間、近距離で対面形式となる「グループワーク」など
・近距離で一斉に大きな声で話す活動
・児童生徒同士が近距離で活動する「実験や観察」
・室内で児童生徒が近距離で行う「合唱、及びリコーダーや鍵盤ハーモニカなどの管楽器演奏」
・児童生徒同士が近距離で活動する「共同制作などの表現や鑑賞の活動、調理実習」
・児童生徒が密集する運動や近距離で組み合ったり接触したりする運動

理科や音楽、美術、家庭科、格闘技を始め、サッカーやバスケットボールなどを含む体育の活動や卒業に向けての制作活動なども
制限されることになりますが、道教委は近距離にならないなどの対策で実施も可能としていて、教育現場でのさらなる工夫が求められそうです。