コロナ飲み薬、大阪府内420の薬局から患者宅に配送
https://www.asahi.com/articles/ASPDS7KG2PDSPTIL00Q.html
大阪府は24日、米メルクが開発し、政府が承認した新型コロナウイルスの飲み薬「モルヌピラビル」について、府内の420の薬局から必要な人の自宅に配送できる体制を整えたと発表した。新型コロナの感染が判明した場合に、薬局に行かずに薬を受け取れるようにする。

患者の家に滞りなく薬を届けられるよう求める厚生労働省の通知に基づく措置。府によると、往診やオンライン診療で医師に処方箋(せん)を書いてもらい、薬局がバイク便などを使って薬を届ける方式を想定している。
 
変異株「オミクロン株」の感染拡大に備え、府は対策の強化を進めている。3回目のワクチン接種のための大規模接種会場についても、これまでに決めていた大阪市内の3カ所に加え、さらに府内3カ所の設置を決めた。
 
追加する会場は大阪市中央区の心斎橋SC(旧東急ハンズ心斎橋店)、堺市堺区の法務省矯正研修所大阪支所体育館、高槻市の関西大学高槻ミューズキャンパスで、来年2月中旬から接種を始める。6カ所で合計、1日最大5800人程度の接種ができるようにするという。