>>491
大阪と神戸はキャラが被ってるのが不幸のはじまり
江戸時代以前は中国地方へは瀬戸内海を通る船ルートがメインで、大きく開いた大阪湾が近畿本州の貿易港として瀬戸内海と本州の玄関口の港湾都市として大阪は発展した
神戸は近代以降の水運から陸運へのパラダイムシフトによって山陽本線や国道2号や山陽自動車道が整備され中国四国九州方面に抜ける陸運ルートの玄関口となり、陸運に適した新たな大型港湾都市として一大拠点として作られた街
東海道本線や名神高速などの国土軸が神戸港に直結してるのもそういうこと
神戸港重視になり、かつての港町だった大阪は大阪湾や和歌山で行き止まりになるエリアとしてスルーされる動線になっていった
江戸以前まで存在感の無かった神戸は国土軸(動線)のパラダイムシフトにより株式会社神戸市と言われたほど神戸は独自に発展していくことができてしまった
このように神戸と大阪は新旧の港湾都市という対立構造にあって足の引っ張り合いの関係になってしまう
だから仲も悪いし何かと奪い合いになるわけ
大阪は神戸から中国四国九州方面に抜ける国土軸の向きを大阪南部に向けたくて関空とインバウンドを利用して強引に淀川以南に向かわせようとする
それによって神戸は衰退させられることになった
だから大阪と神戸は京都から来る国土軸の行き先の奪い合いになる
大阪が港湾機能強化して神戸潰ししたいのもそういうこと
大阪は神戸だけでなく京都の拠点性の高さで大阪と対立関係になる
関西は足の引っ張り合いになる不幸な環境
関空という致命的な場所に作られたサンクコストによって関西全体が大阪南部と和歌山という衰退エリアに引っ張られることになった