中国の大手自動車メーカーの初進出先が東京ではなく大阪というのは感慨深いですね。

中国第一汽車、大阪市に国内初店舗 22年夏にEV投入
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF1917L0Z11C21A2000000/
中国の大手自動車メーカーである中国第一汽車集団は19日、日本初の販売店を大阪市の中心街、JR難波駅前に開いた。高級車ブランド「紅旗」の各車種を販売する。同日は在日中国人や大使館関係者らが訪れ、車の内装などを熱心に確かめていた。

19日に店舗へ来た会社経営者の何英樹さんは「外観の高級感は欧州車以上だと感じている。日本のような車大国で中国車に乗れるようになるとは」と話していた。

店舗は当初、セダン「H9」のガソリン車やマイルドハイブリッド車を販売する。税抜き550万〜1150万円。2022年夏に多目的スポーツ車(SUV)タイプの電気自動車(EV)を投入する。同年中に300万〜400万円台の車種も増やす。

販売店の責任者は「まず日本在住の中国人や訪日中国人のツアーを手がける旅行会社からの需要を見込む。EVを含め車種をどんどん増やしたい」と語った。購入者の間では、特に車の脇の地面に光で翼のような形を投映する機能が評判だという。

現在の輸入車は欧州車が中心で、中国車の知名度は低い。第一汽車の販売店の責任者は「急にシェア拡大を目指すのではなく『走らずゆっくり歩く』の精神で日本市場に関与する」と語った。22年に東京都内にも店舗を設ける予定だ。