新たな感染症研究棟の模型、阪大 安藤忠雄氏デザイン
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大阪大は16日、2025年に完成予定の感染症研究棟の模型を公開した。デザインは建築家の安藤忠雄氏が担当。宇宙船をイメージした楕円形の9階建てで、新型コロナウイルスなど感染症の専門家が集まる拠点を目指す。建設費は約80億円で、日本財団の助成金230億円を活用する。

 建物は高さ45メートル、延べ床面積約1万6千平方メートル。安藤氏は「研究者など世界中の人たちに来てもらい、語り合ってほしい」と話した。

 大阪大は4月、情報発信や人材育成強化のため、感染症の総合教育研究拠点を設置していた。西尾章治郎学長は「大阪大の新たなランドマークとなる研究棟だ」と話した。