大阪、兵庫が「連携会議」新設 関西万博見据え成長戦略を立案
https://mainichi.jp/articles/20211213/k00/00m/040/121000c
大阪府の吉村洋文知事と兵庫県の斎藤元彦知事は13日、両府県合同で成長戦略などを立案する「連携会議」を新設する方針を明らかにした。2025年の大阪・関西万博を見据え、経済政策などを中心に足並みをそろえる。年内にも初会合を開き、共同で進める具体的な政策テーマを話し合う。

斎藤知事は、大阪府の財政課長として吉村知事の下で勤務した経験があり、7月の知事選では自民党とともに、日本維新の会からも推薦を受けた。就任後は、府との連携に意欲を示し、万博来場者の県内への誘客や、大阪、神戸両市を結ぶ海上交通の充実を主張していた。
 
吉村知事は13日、記者団に「兵庫と大阪は経済圏としてつながりも強い。強い連携をとることが関西の経済を強くすることにもつながる」と述べた。