★☆・゜【Q コロナウイルス関連@】<感染状況・医療提供体制基礎資料>【札幌市分】★☆・゜

【札幌市】 感染状況・医療提供体制の週間分析 
※@2021年12月13日〜12月19日の1週間のデータを用いた分析
※A感染症専門医である岸田直樹先生の分析資料を公開しています

<感染状況・医療提供体制>※@
【集計表】感染状況分析 https://i.imgur.com/FexhIHE.png
 ■通常の体制で対応可能であると思われます
 ■感染が一定程度でとどまっていると思われます
【集計表】検査・医療提供体制分析 https://i.imgur.com/QbO9nXb.png
 ■陽性率は低いですが、検査閾値を下げて注意を続けましょう

<年齢別・感染経路>※@
【グラフ】 新規陽性者の年齢別(件数・比率) https://i.imgur.com/QHio0YW.png
 ■新規陽性者数は低い値を維持していましたが、増加となっています。
 ■80歳以上、20代での増加をみとめています。医療機関でのクラスタの影響と考えます。
 ■重症化ハイリスクの60代以上は31.5%(先週41.6%)とやや減少です。
【グラフ】 新規陽性者(濃厚接触者における感染経路) https://i.imgur.com/dKDgAoO.png
 ■新規陽性者数が少ない状況ですので、少しの変化でも感染経路の割合に影響を与えやすくなっています。
 ■医療機関でのクラスタの影響を大きく受けたデータとなっています。

<行政区別>※@
【グラフ】 新規陽性者の区別(件数・比率)https://i.imgur.com/3m0VnCV.png
 ■週間患者数が10区中7区で5人以下でした
 ■厚別区・清田区は1週間の新規陽性者数が0でした

【ヒートマップ】 新規陽性者の傾向
■■区別年代別:月単位■■ https://i.imgur.com/kDTFw0a.png
 ■6月は第4波が落ち着き始めた月でしたが、7月になり、デルタ株の流行が始まり、患者数が再度増加に転じています。
 ■8月は第5波のピークでしたが、これまでの流行と違い、高齢者での増加を認めていません。
 ワクチンの効果が出ていると考えます。また10歳未満での流行も特徴です。
 ■9月は緊急事態宣言とワクチン接種が進んだ効果で第5波の収束スピードが速かったと考えます。
 ■これまでは中央区の感染が目立ってきましたが、10月はクラスタの影響で他の区のホットスポットが目立ちます。
 ■11月についてもクラスタの影響が目立っています。
■■区別業種別:月単位■■ https://i.imgur.com/hKIfXhH.png
 ■6月に第4波は減少傾向に傾きましたが、7月はデルタ株の流行が始まり、その影響をうけています。
 ■8月は第5波のピークでしたが、サービス業や学生での流行はこれまでと同じ傾向ですが、
 専門技術(その他)・事務・販売と幅広い職種での拡大が特徴でした。医療と介護が減っているのはワクチン効果と考えます。
 ■9月は突出して増えるものもなく、全般的に順調に減少していきました。
 ■10月は北区の無職やその他にホットスポットが見られます
 ■11月についてもクラスタの影響が目立っています。

<ワクチン>※@
【集計表】区別ワクチン接種率(1回以上):12/20現在 https://i.imgur.com/eEQyJre.png
【集計表】ワクチン接種率、区ごとの全年代別(1回以上)https://i.imgur.com/BhCWgkH.png
 ■厚別区が10〜70代の4つの年代で1位となっています。
 ■若者の接種率増加が感染拡大においては重要ですが、20代全体が75%にあと1.5%まで迫っています。
 ■60代全体はあと0.3%で90%に到達します。
 ■70代については清田区・手稲区・厚別区・南区に続いて、白石区がついに95%達成!北区があと0.1%です。
 ■3回目のワクチン接種始まりましたが、まだ1回目も受けられます。