【Short Ver.】★☆・゜【B 地域・都市特性関連A】 <ヒグマ個体群動態の解明>★☆・゜【北海道】

■ヒグマ(学名:Ursus arctos yesoensis )
ひとつめは、北海道にすんでいる「ヒグマ」。国内の生息数は、2,000〜3,000頭といわれていて、
とくに観光地として有名な知床半島は生息密度が高いことで知られています。

オスは体長約2メートル、体重120〜400kg、メスで50〜200kgにもなる大型哺乳類です。
ヒトよりも大きい野生生物は、日本ではそうそうお目にかかれません。森の豊かさのシンボルといえる、貴重な存在です。
北海道の先住民族であるアイヌの人々は、ヒグマを神様として敬い、祈りと感謝を捧げてからクマ狩りをして、
肉や毛皮などを利用させてもらっていました。

■ヒグマ捕殺最多930頭 20年度道内 生息数回復、農業被害額も最多■
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/627595?rct=n_hokkaido
道内で2020年度、有害駆除や狩猟で捕殺したヒグマは計930頭となり、1962年の統計開始以来、最多となった。
積雪期にクマ撃ちを奨励した「春グマ駆除」の影響で一時は絶滅が危ぶまれるまで数を減らしたが、
90年度の廃止以降、生息数が回復。ここ数年は毎年700〜900頭を捕殺しているが、数は減っておらず、
頭数増加を裏付ける結果となった。農業被害額も2億4900万円で過去最多を更新した。

道が鳥獣関係統計で発表した。内訳は、「有害駆除など」が過去最多の891頭(ハンターの後継者を育成するために
捕獲した8頭を含む)で、「狩猟」が39頭。駆除が96%を占めており、畑など人里への出没が増えたことがうかがえる。
これまでの最多は18年度の918頭で、駆除などが879頭、狩猟39頭だった。

■学生モニタリング調査によるヒグマ個体群動態の解明
〜40年間の長期変動と春グマ駆除制度の影響が明らかになる〜
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20210827/20210827.html

■北海道東部で分布拡大するヒグマ 生息数増え、耕作放棄も影響
https://www.asahi.com/articles/ASPCK6T57PCKIIPE001.html

■史上最多ヒグマ被害"都市出没”の謎を追う
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4587/

■連続犬食い事件のヒグマが再び 理由はまさかのコロナ禍
https://www.asahi.com/articles/ASP722VCZP71IIPE031.html

■クマ類の捕獲数(許可捕獲数)について [速報値]【都道府県(知事許可等)】【地方環境事務所等(大臣許可)】
https://www.env.go.jp/nature/choju/effort/effort12/capture-qe.pdf

■ヒグマ管理の計画・方針等
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/higuma/higuma.html