東京には着工された鉄道新規路線がほとんど無く、大阪は膨大な着工済みの鉄道新規路線を軸としたフルモデルチェンジの再開発を実行してるのが特徴ですね。

再開発ラッシュの「東京VS大阪」2030年に価値が高いのはどちら?
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東京の再開発はマイナーチェンジ、大阪はフルモデルチェンジ

東京と大阪の再開発競争は、これからの伸びしろで考えると傾向がはっきりしてきます。東京はオリンピックを中心とした「国際化」というざっくりしたテーマです。一方、大阪は万博、IRの「集客」という明確なテーマがあるのが強みです。訪日外国人にとって、もともとトップランナーだった東京はオリンピックをピークに遊び尽くした感が出る可能性があります。

その点、大阪は伸びしろが大きく再開発という意味では新鮮味があるでしょう。東京の再開発は、いわば地区ごとのマイナーチェンジというイメージです。渋谷などその地区が好きな人にとっては期待が大きいかもしれません。一方の大阪は、鉄道路線の延伸まで含めたフルモデルチェンジで市全体が生まれ変わるというスケール感があります。

ある程度目標が見えている東京と、これからが本番の大阪。この東西対決、伸び率では「西」に軍配があがりそうです。