★☆・゜☆【都市計画・再開発】関連 <札幌版次世代住宅基準の概要>【札幌市】★☆・゜☆ 
https://www.city.sapporo.jp/toshi/jutaku/10shien/zisedai/zisedai.html

◆基準策定の背景
 札幌市は積雪寒冷地であり、全国に比べて家庭から出るCO2の割合が高く、その多くは暖房エネルギーに起因するものです。
 そのため、札幌市気候変動対策行動計画(令和3年3月策定)では、ZEHの推進において、
 札幌版次世代住宅の普及を重点的な取組の一つとして位置付けています。
 国は、平成25年省エネルギー基準で住宅の断熱性能等を定めていますが、
 寒冷地である札幌では十分とはいえないため、住宅の更なる高断熱化が求められています。

◆基準策定の目的
 国の基準を上回る高断熱・高気密住宅の基準を定め、この住宅の普及を進めることにより、
 家庭で使用される暖房エネルギー消費量の大幅な削減を図り、CO2の削減につなげます。
 札幌版次世代住宅の普及により、2030年までに2016年比で55%の温室効果ガスの削減を目指します。

◆札幌版次世代住宅基準
 札幌版次世代住宅基準は、外皮平均熱貫流率(UA値)と一次エネルギー消費量、
 相当隙間面積(C値)という3つの指標により、新築住宅は5段階、改修住宅は3段階の等級を設定しています。
 https://i.imgur.com/sbZIx3R.png

◆札幌版次世代住宅認定制度と補助制度について
札幌版次世代住宅制度は、「認定制度」と「補助制度」の2つの制度から成り立っています。
 「認定制度」
 建築主等の申請に基づき、住宅の断熱性能等が、札幌版次世代住宅基準に適合しているかを
 審査(札幌版次世代住宅適合審査)し、適合する住宅を札幌版次世代住宅として認定するものです。
 「補助制度」
 札幌版次世代住宅基準の等級がスタンダードレベル以上の住宅を新築する方へ
 「建築費用」及び「住宅の断熱性能等の審査(札幌版次世代住宅適合審査)に係る費用」の一部を補助するものです。
・札幌版次世代住宅補助制度(市民向け戸建て住宅)
 https://www.city.sapporo.jp/toshi/jutaku/10shien/zisedai/zisedaihojo.html

◆札幌版次世代住宅施工事業者及び建築士事務所一覧(令和2年度終了時点)(PDF:234KB)
 https://www.city.sapporo.jp/toshi/jutaku/10shien/zisedai/documents/zisedaizittusekir2.pdf
◆札幌版次世代住宅に係るアンケート調査について
 ・札幌版次世代住宅に係るアンケート調査;調査票(PDF:101KB)
 https://www.city.sapporo.jp/toshi/jutaku/10shien/zisedai/documents/chousahyou2021.pdf
 ・札幌版次世代住宅に係るアンケート調査;集計結果(PDF:374KB)
 https://www.city.sapporo.jp/toshi/jutaku/10shien/zisedai/documents/shuukeikekka2021.pdf
◆「札幌版次世代住宅基準」に関する技術検討会議(札幌市建築保全課のページ)