★☆・゜【SDGs】関連 <SDGsとESGの関連性>【日本の課題は?】★☆・゜

(1)ビジネスSDGsとESGは「裏腹の関係」にある。
激しいグローバル的変化の中、企業経営には、Environment(環境)、Social(社会)、
Governance(統治)の3要素がますます重要です。
SDGsとESGは「裏腹の関係」にあります。ESGは投資家のチェック項目、
SDGsは事業会社のTo Doリストで投資家はその実行を評価要素としています。

(2)「笹谷マトリックスモデル」SDGsの関連性をマトリックスで理解する
企業は、まずはESGのE、S、G各項目で「やるべきことリスト」の洗い出しを進めるべきです。
そのため、ESGを世界標準であるISO26000の7つの中核主題やグローバルコンパクトに即して整理します。
その上で、ESGを整理した対応項目を縦軸に、SDGsの17目標を横軸に整理したマトリックスをつくってみます。
これは2017年に「笹谷マトリックスモデル」としてつくったものです。
ESGとSDGsは整理と体系化が最重要です。
この整理がマテリアリティ選定という経営の重要事項の洗い出しにつながっていくからです。

経済産業省が「SDGs経営/ESG投資研究会」
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(3)ビジネスSDGsはCSVである
SDGsは企業にとってのチャンスである一方、リスク回避にも使えるリストです。
この両面で競争優位が実現して社会課題解決のリスク回避にもなっていく。
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これにより、経済価値と社会価値の同時実現を目指すCSVをSDGsによりバージョンアップできるのです。