★☆・゜【IT】関連 <国際指標でみる我が国のデジタル化>【総務省】★☆・゜

我が国では、2000年のIT基本法制定以降、e-Japan戦略を始めとした様々な国家戦略等を掲げて
デジタル化に取り組み、光ファイバ等ブロードバンドの整備は大きく進展。
一方、ICT利活用等は十分に進んでいるとは言えない状況。
デジタル競争力や電子政府に関する国際指標では、人材やデータ分析等への評価が低く、順位は低迷。

◆世界各国のブロードバンド整備状況
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(出典)OECD Broadband statistics

<デジタル競争力ランキング(2020)>
2020年のデジタル競争力ランキングでは、米国が3年連続1位で、シンガポールが2位、デンマークが3位と続いている。
上位国には、欧米だけではなく、2位にシンガポール、5位に香港、8位に韓国となっている。
◆基準・指標の詳細 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/image/n0103010.png
◆上位10か国 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/image/n0103020.png
◆我が国の順位 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/image/n0103030.png
◆我が国の順位の推移 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/image/n0103040.png

◆要因ごとの評価
「知識」
構成要素の中では、特に「人材」に関する順位が低下傾向にあり、2020年の我が国の順位は46位である
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 ・人材 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/image/n0103060.png

「技術」
順位は継続的に低下しているが、その構成要素の中でも、特に「規制枠組み」や「資本」の順位が低い傾向
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 ・規制枠組み https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/image/n0103080.png

「将来への備え」
継続的に順位が低下しているが、その構成要素の中でも、特に「ビジネスの俊敏性」の順位が低い傾向にある
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 ・ビジネスの俊敏性
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 「世界のロボット分布」は2位となっているが、 それ以外の測定指標の順位が低く、 
 特に「機会と脅威」、「企業の俊敏性」及び「ビッグデータの分析と活用」 がいずれも最下位(63位)となっている