東京に人が集まる「2つの地理的要因」とは?
https://diamond.jp/articles/-/270671
1つは、沿岸部に立地しているということ。
日本はほとんどの資源を海外からの輸入に依存しています。
これをさらに内陸深くに運ぶとなれば、輸送コストがかかり、事業の利益を圧迫します。
日本の工業地帯のほとんどは沿岸部に位置しています。

もう1つは後背地が広いということ。
関東平野は日本で最大の平野であることがわかります。
平野では、人や物資を運ぶための交通手段(河川交通、道路交通、鉄道交通など)が発達し、大都市が成立します。
これを後背地が広いといいます。関東平野も東京の人口を支えているのです。

逆に山が多い地域では交通手段が発達しにくいため、人々の往来が活発になりません。
そういう地域では経済圏が小さいため、後背地は狭くなります。