★☆・゜【地域特性】関連 <地域ブランド調査2021>【都道府県・市町村】

■各地の魅力度が上昇
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都道府県の魅力度について過去10年の平均推移をみると、2016年以降は上昇傾向にあるが、
2021年は最も大きく上昇している。
市区町村平均は2014年から上昇傾向にあるが、都道府県と同様に2021年が最も大きく上昇している。

■都道府県の魅力度 https://i.imgur.com/2nQPQAj.png
都道府県の中で最も魅力度が高かったのは北海道で73.4点。
都道府県の調査を開始した2009年から13年連続で1位となった。前年の60.8点から大幅上昇となった。
「とても魅力的」が57.6%、「やや魅力的」が31.5%で、合計ではおよそ9割が北海道を「魅力的」と答えている。
一方で「あまり魅力的でない」「全く魅力体でない」は合計でも1.0%と少ない。

■市区町村の魅力度 https://i.imgur.com/CcpKpdY.png
市区町村で最も魅力度が高かったのは札幌市で、2012年以来となる9年ぶり7度目の1位となった。
同市を「とても魅力的」と答えたのは45.3%で、前年の29.0%から大幅増となった。
2位は函館市で、1位と2位を北海道の市が独占した。
北海道からは4位に小樽市、10位に富良野市、26位に釧路市、29位に帯広市、
30位に登別市、34位に旭川市と多くの市が上位にランクインしている。

■認知度より魅力度、観光意欲度の上昇が大きい
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魅力度以外の指標も前年より上昇している。都道府県と市区町村において、
主要指標の2年間の平均点とその伸び率(前年比)を一覧表にした。

47都道府県の平均では、2021年の認知度は前年比で1.06倍、情報接触度は同1.04倍となっており、
前年からの伸びは数%に過ぎない。
ところが魅力度は1.23倍、観光意欲度は1.21倍と、いずれも対前年比で20%以上の伸びとなっている。
また、食品想起率は1.30倍、産品(非食品)想起率は1.52倍と、産品の購入意欲度もかなり上昇している。

1000市区町村の平均でも同様の結果となっている。
認知度や情報接触度は数%の伸びにとどまっているのに対し、魅力度や観光意欲度は20%近い伸びとなっている。