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SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」
都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする

◆SDGs目標11|住み続けられるまちってなに?【アニメでわかるSDGs】
https://www.youtube.com/watch?v=fhmi0B8cvyM
◆ターゲットと指標
https://www.thinktheearth.net/sdgs/goal11/

都市への人口の集中や、スラムの問題、自然災害に対応できるまちづくりの促進などが目標とされています。
日本では、まちの公共交通を充実させて高齢者の移動を楽にしたり、バイオマスエネルギーに
よってまちで使われる熱エネルギーをまかなうなど、住み続けられるまちづくりが行われています。

◆レジリエントな都市の必要性
都市部に人口が増えることと比例して、災害が合った場合、甚大な被害が出てしまうリスクが上がります。
また、都市部は国の経済成長にも欠かせないもの。迅速な復旧ができない場合、
国としての機能や成長を止めてしまう恐れがあります。

【廃棄物や排水の問題】
廃棄物や生活排水の大量発生など、生活による環境負荷が懸念されています。
ゴミ処理施設や上下水道などのインフラが未整備の都市では、こうした問題が環境汚染や健康被害の問題につながります。
【交通渋滞、大気汚染の問題】
モータリーゼーションをともなう都市化は、渋滞をはじめとする交通混雑、
CO2排出量や大気汚染物質の増加が問題視されています。
【住宅不足、建物の老朽化】
人口が急激に増加して、都市の受容能力を上回っている都市では、住宅不足が深刻です。
また、老朽化した建物の倒壊なども危惧されています。
【エネルギー消費の問題】
地球上の陸地面積の3%にあたる都市が、エネルギー消費量の60〜80%、炭素排出量の75%を占めています。
電気やガス、水道をはじめとした、エネルギー需要増大による環境負荷や温室効果ガスの増加が懸念されています。
【スラム街の問題】
世界で、スラム街に住む人は8億 8,300 万人以上おり、そのほとんどは、東アジアと東南アジアに暮らしているとされています。
スラム街と呼ばれる地域は、安全で健康的な暮らしからは遠く、インフラの未整備、建物の老朽化、環境汚染、
不衛生な生活環境、治安の悪化(犯罪の多発)などの多くの問題を抱えています。
【自然災害による甚大な被害の可能性】
大きな災害が起こった場合、建物や人口が密集している都市部では、建物の倒壊や二次災害などで
被害が甚大になる可能性があります。また、ライフラインの遮断による大きな混乱も予測されます。