大阪都構想は区割りによる南北格差を最後まで埋められずに否決されたふしがあるので、何度やっても結果は僅差になってしまう。
(そもそもどれだけ大阪市の国際競争力の強化をアピールしても足元の生活しか見ていない市民には響かない)

制度を変えずに大阪市を成長させるには単純に合併で大きくする方向で良いのではないか。
もちろん実現には国の制度設計も必要。
「令和の大合併」をもし実施するのであれば、零細町村を救済する意味の大きかった「平成の大合併」とは異なる
大都市と吸収される周辺自治体双方にとって、大都市になればなるほど有利な条件を与えることが必要となる。

もちろん無秩序な合併をけん制する「人口密度要件」は設定すべき。
それにおいても大阪市は人口を500万人規模にまで市域を拡大したとしても人口密度が1万人を下回らない驚異の密度を誇る。