案の定、大阪は北陸新幹線もリニアも着工すら未定でどっちも期待できない状況になったな



一方、関西地方の自治体職員は、「北陸新幹線もリニアも、ルート設定に時間がかかりすぎた」と言う。

 やっと決まった敦賀駅以西のルートは福井から山間部を抜けて、京都市内の地下を通るという困難な工事が予想されるルートで、開業予定も2046年と25年先だ。

 JR東海の進めるリニアも、東京・名古屋での工事の遅れが深刻化しており、予定通りの2027年開業は困難だと見られている。名古屋・大阪間は予定でも早くて2037年であり、さらに遅くなる可能性が高い。

 「現在の人口減少の推移などを考慮すれば、20年後に本当に北陸新幹線の延伸が必要か、現段階では判らない。未来は未来の話として、北陸新幹線の敦賀駅延伸開業が関西地方にとっては経済圏の縮小と捉えるくらいの危機感があっても良いのではないか」とこの職員は指摘する。
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakamuratomohiko/20210830-00255685