道内でも「デルタ株」感染疑い例 市民の受け止め 専門家の話
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210630/7000036011.html

インドで最初に確認された変異ウイルスの「デルタ株」。
29日、道内で初めて札幌市内に住む40代の男性の感染が疑われていることが分かりました。
新型コロナウイルスの感染者数は減少傾向にあるものの、「感染力が強い」とされる
デルタ株が広がれば、一気に病床のひっ迫などを引き起こしかねません。
市民からは不安の声が多く聞かれました。

【札幌市の対応】
札幌市では6月7日から「デルタ株」を見つけ出すため「スクリーニング検査」を開始しています。
6月20日から26日までの新規感染者206人のうち138人、率にして67%を対象に検査を行いました。

国はスクリーニング検査を感染者の40%に行うよう求めていますが、
札幌市では検査の割合を最大限に高めることで、早期に発見して感染拡大を阻止したい考えです。

さらに札幌市では感染が確認された場合、初期の段階では発生した区名を含めて公表し、
市立の集会施設の休館や民間集会施設への自粛要請などの対策も講じることにしています。