道州制は賛成だが、連邦制は危険すぎる

強大な権限を持った州知事が、中央政府の意向に従わない可能性がある

財政の弱い自治体同士が合併しても、財政が強くなるわけではない。

道州制は財政的にみると、自立性が高まるのは南関東など一部だけ。
強いところはもっと強くなり、弱いところはさらに弱くなる。格差拡大につながる。

道州制の最終目標は「連邦制」であり、統一国家である日本を分断する危険性がある。

スペインは17ある州が全て自治州となり、そのうち6州でスペインからの独立運動を行っている。

道州制が導入されることになれば、日本全国に展開している大企業などは
地域からの撤退をちらつかせつつ政治的発言力を強め、それによりかえって
「官民癒着」の構造が強まる。

地方公務員に外国人が任用されることも可能となる。
地方に権限を委譲した場合、地方公務員が公権力を行使するケースが出てくる。