結婚しない男性は、人から見ると自由でうらやましいですし、なりたい自分になるための投資も思う存分できて賢い選択をしたな、と言われることもあります。
しかし、結婚しない理由はまた別にあり、本音はもっと情けないものである人も多いです。
その中でも特に多いのが、結婚に対する責任についてでしょう。
結婚すると妻や子供、双方の実家に対しても男性は責任ある「夫」としての立場を得ます。
一見するとそれほど大きな変化ではないだろうと思われますが、妻や子供に何かがあれば責任を問われるのはもちろん夫ですし、家庭内における変化の決着を付ける立場になる可能性だってあるでしょう。
また、外に対しても「○○家の家長」「○○さんの旦那さん」「○○君のお父さん」といった、家、妻、子供それぞれの責任ある立場に立たされるため、誰かが何かをしたのであれば、尻拭いのために駆け回らなければならない人間になってしまうのです。
こうした責任のある立場は、仕事上においては誰からでも頼りにされる上司の立場ですので、デメリット面は面倒でもメリットも非常に大きなものであります。
しかし、仕事ではなく結婚、そして家庭のことでの責任のメリットデメリットを考えた時、責任を問われる立場が嫌だなと判断した男性は、デメリットの方が大きく見えているのです。