栄のベッドタウン化は、名古屋の中心地としての栄の業務機能が名駅に吸い取られ、
栄は名駅のベッドタウン化しているということだ
つまり名古屋の都心部内部での「喰い合い」「共喰い」の結果であるようだ

しかし、栄のパワーを吸い取った側の名駅では、既に大規模超高層の開発は一段落し
次の目玉だった壁ビルも中止になった
今名駅では栄に続いてマンションの建設ラッシュが始まっていて、
今度は名駅のベッドタウン化が始まっているということだ

では名駅のベッドタウン化とはどこに対してのベッドタウンか
名駅のマンションの売れ行きは非常に好調で、高い倍率が付いているものもあり、
リニア効果でポテンシャル上昇が見込まれ資産価値も上がってきている
その名駅のマンションの購入者の約半分はなんと、他県人ということらしい
しかも1割以上は東京都民ということだ
これ、つまりリニア新幹線を見越して、品川駅35分という立地が買われてのものである
つまり名駅は、もう既に東京のベッドタウン化が始まっている訳なのである
これは名古屋にとって深刻な事態なのではないか
栄のベッドタウン化はまだ近くの名駅のベッドタウンだからまだかわいいもの
その名駅は東京のベッドタウン化ということで、名古屋の崩壊はもう始まっているのかも知れない